脱サラに向けた、妻との対話
会社を辞めると決めたとき、避けて通れないのが「家族との話し合い」。
特に心配性の妻に納得してもらうことは、とても大切なステップでした。
一番のテーマは「お金の不安」
将来が不安、年金が減る、子供の学費はどうするのか……。
考えればきりがありません。
でも、ひとつひとつ整理していくことで、少しずつ納得してもらうことができました。
日々の生活費
幸いにも妻が正社員として働いてくれているので、月々の生活費はなんとかなりそうです。
社会保険、年金も扶養に入れてもらえました。 これは本当にありがたいこと。感謝しかありません。
老後資金
大きな不安は「老後資金」。
持ち家がないため、将来賃貸を借りられない可能性もあり、家を買うお金も必要です。
さらに、厚生年金の加入期間が減ることで年金額が減るのも避けられません。
「老後はいくら必要なのか?」
よく言われる 2,000万円なのか、それともインフレが進めばもっと必要になるのか。
正直、予測は不可能です。
そこで私たちは、現金で持つよりも「株式」で資産を持つほうが良いと考えました。
非課税の NISA や iDeCo を活用して運用し、配当収入で年金不足分を補う。
日本政府の方針に従う形で、老後資金問題に備えることにしました。
子供の学費
大学に進学するかどうかはまだわかりません。
ただ「お金がなくて進学できない」という状況だけは避けたい。
最低限の学費は確保しておく方針にしました。
娯楽費用
お金を貯めすぎて、結局使わないまま亡くなる人もいます。
「死ぬときが一番資産が多い」というのは本末転倒かもしれません。
夫婦で 『DIE WITH ZERO』 という本を読み、「思い出作りのためにお金を使おう」と決めました。
子供との時間や、家族の思い出を優先する。
たとえ貯金が減っても、それは価値のある使い方だと考えるようになりました。
最後に
夫婦ともに特別な趣味はなく、普段は「おいしいご飯を一緒に食べる」だけでも十分楽しめています。
そのおかげで、大きな浪費もなく、資産が減りにくい生活スタイルなのかもしれません。
すべての不安を完全に消すことはできません。
けれど、妻と一緒に話し合い、少しずつ整理していくことで、最終的には納得してもらうことができました。
家族に感謝!
もし本当にお金に困ったら、また就職活動を始めればいい。
そういう柔軟な考えで、これからの生活を進めていこうと思います。
(雇ってくれる会社があればよいですが……。)
次回、「ゲーム作製は仕事になるか」に続く
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