ゲーム制作4本目 企画 人気ゲーム考察
最近、どんなゲームが人気なのかを知るために、いろいろなスマホゲームを遊んでみました。
自分へのおすすめに出てくるのは、なぜかパズルゲームばかり。
いくつか実際にプレイしてみると、ついつい「もう1ステージ」「あと少し」と続けてしまう。
特別なストーリーがあるわけでもないのに、なぜかクセになる。
この“中毒性”の正体は何だろうか?と考えました。
プレイヤーのプロセスを分解してみる
プレイヤーが夢中になる流れを整理すると、次のようなプロセスに見えてきました。
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探す・見つける(思考・判断)
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並べる・外す・ポチポチする(作業)
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消える・爽快感(報酬)
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繰り返す
つまり、「考える → 行動する → 気持ちよくなる → もう一度やる」というシンプルなループ。
パズルゲームはこの循環が上手くできているからこそ、長く遊ばれるのだと感じました。
試しに作ってみた:猫の食事ゲーム
「それなら、自分もこの構造で作ってみよう」と思い立ち、試作を作りました。
テーマは 猫の食事。
猫が欲しがる食材をスワイプで選んで、猫に渡すというミニゲームです。
ところが――
実際に遊んでみると、びっくりするほど面白くない。
操作は簡単で、見た目も悪くないのに、なぜか続けたくならない。
プレイヤーが「考える」要素がほとんどないのです。
ただスワイプするだけでは、作業になってしまう。
気づき
ゲームを面白くするには、「考える」「判断する」時間が必要。
簡単すぎると飽きるし、難しすぎても疲れる。
そのちょうどいい“考える量”が大事なんだと実感しました。
次はこの気づきを活かして、
“探す・考える・気持ちいい” がうまく循環するゲームを作ってみようと思います。
ただ作るだけでなく、「なぜ面白いのか」を分析する。
作り手として一歩進んだ気がします。
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