AdMobの広告配信制限を受けた話


ある日、突然Google AdMobから「広告配信が制限されました」との通知が届きました。
ゲームを公開して間もないころのことです。

原因は「自分で製品版アプリをインストールして、広告がちゃんと動作するか確認したこと」。
広告収入が目的ではなく、単純に「ちゃんと動いているかテストしたかった」だけなのですが、
Googleからすれば、意図までは判断できません。

悪意のあるクリックと、初心者の動作確認は見分けがつかない。
結果、広告配信制限を受けることになりました。




学び:AdMobには「テストデバイス」設定がある

調べてみると、AdMobの設定項目に 「テストデバイス」 という項目があり、
自分のスマホの広告IDを登録しておけば、テスト中に広告を表示してもペナルティを受けないようになっていました。

ちゃんとGoogleは仕組みを用意してくれていたのです。
知らなかっただけ。




プラットフォーマーの力、そして自分の無知の怖さ


「悪意があったかどうか」ではなく、「規約に触れたかどうか」で判断される。
Googleのような巨大プラットフォームでは、個人開発者ひとりの行動など、ノイズのようなもの。
生殺与奪をGoogleに委ねている世界を実感しました。

怖いのはGoogleではなく、自分自身の無知でした。
知識がないまま動くと、意図せず規約に触れてしまうことがある。
それがどれほど危ういことかを身をもって学びました。




その後

制限は約1週間ほどで解除されました。
スマホは テストデバイスとして登録 し、今では安心して広告確認ができています。




まとめ

  • AdMobには「テストデバイス」設定がある

  • 自分の端末を登録しておけば、動作確認しても安全

  • プラットフォームに頼るほど、規約を理解することが大事

  • 無知はリスク。だけど、失敗を通して確実に学べる



 

無知は怖い。でも、動いてみないとわからない。
石橋を叩きすぎて立ち止まるより、一歩踏み出して学ぶ方が、自分には合っているのかもしれません。

 



コメント

このブログの人気の投稿

脱サラ中年ゲーム制作初心者がChatGPTを使い倒して作ったゲームアプリ1本目

ゲーム作製は仕事になるか?

脱サラ中年ゲーム制作初心者がChatGPTを使い倒して作ったゲームアプリ2本目